【イベント報告】アグリテック甲子園2022にて「農業版STEAM教育」を展示

10年後の農業にイノベーションをもたらすアイデアを「アグリテック甲子園2022」

こんにちは!プロキッズの岡部です。

2023年1月23日(日)兵庫県姫路市で開催された「アグリテック甲子園2022」にブース出展しました。
アグリテック甲子園とは、農業とテクノロジーの双方に精通した人材の育成を目的に、全国の高校生・大学生に新しい農業のアイディアやビジネスプランを発表してもらうコンテストです。

今回はその様子をご紹介します。


会場の「アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター)」

姫路市が取り組むアグリテックの担い手育成

姫路市では、令和2年度から農業分野のデジタル人材を育成するために「スマート市民農園事業」を実施しています。

会場では、全国から集まった10組の学生が農業にイノベーションをもたらすアイディアを発表していました。
審査員の方からは、今後ビジネスとしてどのように展開していくのかという詳細な質問もあり、とてもアツい発表となっていました。


アグリテック甲子園 会場内の様子

農業版STEAM教育「アグリテック体験プログラム」を展示

プロキッズは、2020年から姫路市と共同で取り組んでいる「農業版STEAM教育」の展示を行いました。


展示ブースの様子

農業版STEAM教育は、農業に関する最新技術を活用する体験を通して、
農業と新たな技術に対して興味喚起を促すことを目標とした教育プログラムです。

その活動の1つとして、2022年10月から1月にかけて実施した「アグリテック体験プログラム(実証実験)」の様子を、パネルをふまえながら紹介させていただきました。


(左)農業版STEAM教育、(右)アグリテック体験プログラム の取り組みパネル

未来の農業ロボットアイディアコンテストの受賞作品を展示

2022年7月から10月にかけて実施した「未来の農業ロボット アイディアコンテスト2022」の受賞作品も展示しました。
「こんなロボットがあるといいのでは?」という未来の農業ロボットのアイディアを、全国の小学生・中学生に募集したコンテストです。


農業ロボットアイディアコンテスト 受賞作品の展示

ご来場いただいた一般の方々だけでなく、アグリテック甲子園に参加する学生の方もみなさんも作品の前で足を止めて鑑賞されていました。
コンテストの受賞作品を詳しくみたい方は、こちらの記事をご覧ください。


受賞作品を鑑賞している様子

ICTを活用した新しい農業を

姫路市長 清元秀泰様にも、出展ブースに足を運んでいただき、
農業STEAM教育の取り組みや、ロボットコンテストの作品についてご紹介させていただきました。


姫路市長 清元秀泰様がブースをご訪問

日本では、農家の高齢化や人口減少がこれからの農業の課題となっています。

プロキッズでは、その課題に対して「カッコイイ農業」を目指して、IT技術を活用した新しい農業の形を生み出すことができるアグリテックの担い手育成に、今後も取り組んでいきます。