【メンター紹介】ハッカソン「JP HACKS」で入賞!竹澤彩里さんにヒーローインタビュー

2023/01/23 お知らせ 記事

プロキッズメンター竹澤彩里さん 「JP HACKS 2022」でファイナリストに選出

みなさん、こんにちは!
プロキッズインターン生のミユです。

今回は日本最大級の学生向けハッカソンイベント「JP HACKS 2022」でファイナリストに選ばれたプロキッズメンターのご紹介です。

近年、情報系学生やエンジニアの間で話題のプログラミングコンテスト、ハッカソン。
この記事を通して、ハッカソンをはじめとするプログラミングコンテストや、飽くなき向上心を持った素敵なメンターについて、知るきっかけになれば幸いです。


<竹澤彩里さん(インタビュー時、大学4年生) >
音の可視化をしたいという気持ちから、プログラミングに興味を持った。独学で競技プログラミングをPythonで開始。
竹澤さんの過去のインタビュー記事はこちら

JP HACKS(ジャパンハックス)とは(公式webサイト引用)


イノベータを目指す学生のための日本最大のハックイベント
2014年より、全国の複数都市で開催。全国から予選を勝ち抜いた16チームが本選に出場。

JP HACKSへ出場したきっかけ

──今回JP HACKSに参加したきっかけを教えてください。

大会には今までに3〜4回出ています。
別のハッカソンで知り合った人と出場したい大会を探していたとき、偶然見つけたのがJP HACKSでした。

──はじめて大会に参加したときはいかがでしたか?

プログラミング仲間ができたり、チームでの開発手法を学ぶことができました。
最初はPythonを少ししか書けませんでしたが初心者も多く、作品ができれば「すごい!」と褒められるような雰囲気だったので、楽しく参加できました。


審査会での作品展示の様子

ハッカソンの作品が出来上がるまで

──作品作りのプロセスを教えてください。

今回のテーマは「DX化」でした。
最初はブレインストーミングから始めて、最終的には候補を4つに絞り、今回の大会の採点基準に沿って採点しました。
結果、一番点数が高かったアイディアを開発することに決定しました。


審査会でのプレゼンの様子

デジタルデバイドの解消を元に発案 LINE bot「しらべるん」

──改めて、どのような作品を作ったのですか?

高齢者が誰でも簡単にgoogle検索できるLINE botを作成しました。

ITリテラシーが低い人の多くは、文章をそのまま検索エンジンに入力してしまったり、求めている検索結果を得ることが難しいです。
最初の大きな障壁さえ乗り越えればデジタル格差は減るという仮説のもと、今回の作品を作りました。


開発した作品 LINE bot「しらべるん」

──学業との兼ね合いもありますが、1日どれだけ開発しましたか?

予選までは毎日、夜2〜3時間作業していました。
予選から本選の間は2週間ほどあったのですが、前半は2人とも学校祭の準備で忙しく、ハッカソンに全然手をつけられていなくて…(笑)
後半で一気に詰めて前日は徹夜です。ハッカソンらしいですけどね。


LINE botのデモ画面

ハッカソンの経験は就活や大学進学のアピールにも繋がる

──スポンサー賞の受賞おめでとうございます。実際に大会に出てみた感想を教えてください。

技術的な部分では、FAST APIという新しいフレームワークを使用したので、勉強してスキルアップできたかなと思います。
また、チラシやスライド作成などを通して、デザインの経験値も積むことができました。


スポンサー賞の表彰状と賞品のスマホ

──中学生・高校生にメッセージをお願いします。

ハッカソンは機会があれば絶対に出た方がいいです!

とくに学生のうちは参加費無料ですし、出場するだけで賞がもらえる場合もあり、大きな受賞はアピールできる実績になります。
また大会に出ることで、締め切りを作って開発するので、自分で調べたり技術力も身につきました。


インタビュー時の様子

──竹澤さんはこれから社会人になりますが、理想の将来像などはありますか?

社会人になったら、ジェネラリストのスペシャリストになりたいと思っています。

私は情報学部出身ではないので、とくに技術的に優れているというわけではありません。
ですが、芸術工学部出身ということもあり、ほかの分野出身の人と繋がりがあることが私の強みです。
このつながりをいかして、周りの人をつなげられる人になりたいです。

──今日はすごくいいお話を聞けました。ありがとうございました!

チーム開発やアイディア性を重視したコンテストでの戦い方など、ハッカソンならではの貴重な体験を聞くこともできました。
プロキッズの話を少しでも聞いてみたい、一緒に働いてみたいと思った方のご応募もお待ちしております!

 

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