Codeland(コードランド)の黒川です。
今回は海外から時差を活用して、オンラインレッスンに参加してくれている生徒さんのご紹介です。
普段のスクラッチのレッスンやオリジナル作品作りを担当メンターの比留間先生とお届けしていきます。

「プログラミング未経験や初心者でも大丈夫?」
「スクラッチでどんな作品が作れるの?」
「海外からでも受講できる?」

このような質問の参考になるお話ができればと思います。

コードランドでスクラッチコースを受講中の生徒にインタビュー
高橋里緒さん(8歳_Scratch中級コース)
2023年2月よりScratchを開始。インタビュー時、Scratch中級コースを修了。

プログラミングを始めたきっかけ

──プログラミングを始めたきっかけを教えてください

ボストンの博物館に行った時、ロボットの犬がいて、その犬の名前を呼んだら私に近寄ってきてくれました。
そのとき「プログラミングって楽しそうだな」と思いました。

――Scratchを始めて実際どうでしたか?

ゲームが完成して、実際に遊ぶときが達成感もあって一番楽しいです。
コーディングはやっぱり難しい時もあります。

発表会ではオリジナル作品が特別賞に

――スクールのオンライン発表会(Codeland Challenge)では特別賞受賞おめでとうございます。
改めて作品を教えてください

「フェンシングオリンピック」という作品を作りました。
左側がプレイヤーで、右側が自動で動く対戦相手になります。

プレイヤーは左右の矢印キーで動けて、上下の矢印キーで手も動かせます。
スペースキーでアタックできて、AやDのキーを押すと上下のアタックもできます。

対戦相手がはしについた時にもプレイヤーにポイントが入ります。
10点を先に取った方が勝ちです!

――足や手の動き方が本物みたいですね。なぜこの作品を作ろうと思いましたか?

ちょうどオリンピックの時だったのと、私もフェンシングをやっています。

――発表会中はどうやって作品を作りましたか?

おうちではプログラミングをしないので、レッスン中にやりました。
対戦相手の動きパターンをランダムに作るのが、ごっちゃになって大変でした。

――発表会で受賞した時の感想を教えてください

発表会は2回目の参加だったけど、前回より人数も多くて緊張しました。
お母さんから「賞が取れた」とあとで聞いたときは、すごくうれしかったです。

――本当にすごいです!発表会中に印象に残った作品はありましたか?

「自動販売機」をScratchで作っている女の子がいました。
コーラとかのジュースを選んでお金を入れたら、下からジュースが出てきて本当の自動販売機みたいでした。


受賞おめでとうございます

プログラミングで自己解決力が上がった

――次は先生にも質問していきます。里緒ちゃんは普段どんな生徒さんですか?

先生)初めてのレッスンは恥ずかしがっていましたが、2回目からAdoとかいろんなお話をしてくれて楽しく進めています。
Scratchの理解度も高く、中級コースも終わったりとテキストの進みがはやいです。
今「ドーナツ作り」というオリジナル作品に挑戦していますが、完成に期待しています。


担当の比留間先生もインタビューに参加

――次はいよいよ上級コースですが、先生から見て成長した点を教えてください。

先生)里緒ちゃんは、私が教えるより前に手を動かしてくれます。
自分でプログラミングを進めていく「自己解決力」が上がっていると思います。

――ちなみに今どんな作品を作っていますか?

先生)最近作ったのは「計算ゲーム」です。
「定義」を使って2桁の乱数で足し算が5問、引き算が5問でます。
テキストにもない部分だと、引き算の時は答えがマイナスにならないよう工夫してくれました。


正解や不正解の判定がでます

レッスンで小学校のプログラミングを先取り

――里緒ちゃん自身、プログラミングが役立ったことはありますか?

日本に帰国した時の小学校の授業で「Scratch Jr」をやりました。
普段のレッスンでScratchを習っていたのですごく簡単でした。

――役立ってよかったです!里緒ちゃんの将来の夢は何ですか?

作家です!

――それでは最後に親御さんからのコメントをご紹介させて頂きます。

ー親御さんよりー

私たちはアメリカのミネソタ州に住んでいますが、日本との時差を調整しながら授業を受けています。

しっかりと作り込まれたテキストでコーディングの基礎を習いながら、並行してオリジナルの作品作りにも挑戦することで、コーディングスキルのみならずクリエイティビティも評価してもらえるのが、プロキッズのスクールの良いところだと思います。

今回、本人が頑張って続けているフェンシングとスクラッチを、一つの作品の中で表現できたことを親としても嬉しく思いました。
娘の成長を一緒に見守ってくださる先生方やバックオフィスの皆様に、いつもとても感謝しております。


現在制作中のオリジナル作品「ドーナツ作り」

――ありがとうございました。
里緒ちゃんの「ドーナツ作り」の完成、次の発表会でも楽しみにしています!

スクラッチコース

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