【プレスリリース】未来の教育はこうなる!? IOTを活用した「音声認識アプリ」開発に学生がチャレンジ
聴覚障がい者が抱える課題を自らの手で解決するKDDI主催のIT教育をプロキッズが今年も支援
株式会社プロキッズは、KDDI株式会社主催のろう学校に通う生徒を対象とした「聴覚障がい者向けIT教室・2018」のアプリの企画・開発から当日の講師まで今年も支援します。
本イベントは、KDDIオフィスにて、2018年3月17日(土)~18(日)の2日間にかけて行われます。ろう学校に通うプログラミング初心者の生徒達が聴覚障がい者向け「音声認識アプリ」を自ら制作する内容です。
前回のアプリ開発イベントの様子
きっかけとしては、「好きなテレビ番組に字幕がない」「大学講義の授業を文字化してくれていないことがある」「健聴者の講演会では要約筆記がない」など、ろう学生を始めとした関係者の悩みに始まります。
その原因としては「騒音・遠距離・手話人材の不足」などが挙げられますが、日常生活をもっと快適に過ごすため、同じ悩みを抱えるろう学校の生徒たちが自ら解決策を作ることになりました。
今回はIOT(Rasberry Pi)を活用し、リモートで音声認識された文字を瞬時にスマホへ表示するアプリを開発します。完成したアプリは、最終日に生徒たちにも試してもらいます。健聴者と同じように授業がリアルタイムで学べるよう、未来の教育の在り方を体感するところまでを目指します。
「音声認識アプリ」を使用した授業のイメージ
同時に、障がい者の雇用の選択肢が少ないという社会課題に対しても、ろう学校の生徒達へのIT教育を通して、障がい者の職業の選択肢を1つ広げるきっかけになればと考えます。
【イベントの概要】
■日時:2018年3月17日(土)~18日(日)9:30~17:00
■場所:KDDIオフィス (東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号 ガーデンエアタワー)
■内容
「聴覚障がい者向けIT教室・2018」~音声認識アプリを作ろう~
・IOTの基礎
・「音声認識アプリ」制作〜発表
■対象:東京都立中央ろう学校に通う中高生
■主催:KDDI株式会社
■ご参考
・聴覚障がい者向け IT教室の実施
・前回のイベントの様子
■株式会社プロキッズ
子どもたちが未来を生き抜くために、自ら挑戦し、学べる場を提供しています。自己解決力、論理的思考力、創造力やITリテラシーなどの未来につながる力を育むコンテンツとして、プログラミング、電子工作などを行っています。
プロキッズのイベントの様子(KDDIオフィスにて)