ScratchとStretch3のちがいとは?
こんにちは!インターン生の竹澤です。
今回は、大好評だった夏休みのイベントでも使用したStretch3とScratchのちがいをご紹介します。
改めてScratchとは
Scratch(スクラッチ)とは、マサチューセッツ工科大学が開発した「ビジュアルプログラミング言語」です。
特徴はブロックをつなげるだけでプログラミングができるので、タイピングがほぼいりません。
また、英語が苦手でも問題なく取り組めるので、小学生やプログラミング初心者にオススメのプログラミング言語です。
ブロックをつなげて作品を作っていきます
インターネット版のScratchでは、作成した作品が自動でどんどん保存されていきます。
共有機能もあるので、自信がある作品は全世界に公開することもできます。
トップページに他の人の作品が並びます
早速Scratchで遊んでみたい方は、下記よりアクセスください。
Scratchの拡張機能とは
Scratchでは、通常のブロックの機能に加えて、さらに特別な機能を持ったブロックを追加することもできます。
これらの特別な機能を持ったブロックのことを、拡張機能とよびます。
拡張機能は、下記右下のボタンを押すと使えます。
現在Scratchに用意されている拡張機能は11種類です。
翻訳機能を持っているものや音楽を鳴らせるもの。
さらに、micro:bitやLEGOなどのハードウェアを扱える拡張機能まであります。
拡張機能を使うことで、Scratchの作品の精度がグンと上がります!
Scratchの拡張機能一覧
意外と知られていない、Stretch3とは
皆さん、Stretch3をご存知ですか?
Scratchとスペルも似ていますが、Stretch(ストレッチ)と読みます。
Stretch3とは、Scratch上にさらに拡張機能が加わったものです。
よって、プログラミング画面はScratchそのままです。
大きく異なる点は、拡張機能の数です。
Stretch3で使うことができる拡張機能は、Scratchでも使用できる拡張機能を含め、なんと28種類!
Stretch3の拡張機能一覧
人工知能(AI)を使用することができる拡張機能や、QRコードを読み取ることができる拡張機能なども追加されています。
夏休みのイベントでは「TM2 Scratch」を使用して、画像認識に挑戦してもらいました。
Stretch3を使うと高度な作品が作れるので、さらに作品の幅も広がっていきます!
試してみたい方は、下記よりアクセスしてみてください。
Stretch3を使う時の注意点
たくさんの機能を兼ね備えたStretch3。ですが、実はまだ開発途中の段階です。
Scratchに用意されているアカウント機能を使うことはできない点をご注意ください。
そのため、アカウントに作品を保存することができないので、必ずパソコンに作品をダウンロードして保存しておきましょう。
保存したファイルの開き方については、こちらの記事をご覧ください。
1人では拡張機能を使いこなせないという方は、Scratchの無料体験会もチェックしてみてくださいね!