Scratchがうまく動かない時の対処方法(よくある間違いまとめ)
こんにちは!インターン生の竹澤です。
今回は、Scratch中によくあるミスとその対処方法をご紹介していきます。
半角・全角のタイピングミス
Scratchには、数字を使うブロックがよくあります。
例えば、座標に関するブロックや、「〇〇と2秒言う」ブロックなど。
これらのブロックを使うときは、数字は必ず「半角文字」で書きましょう。
日本語などの「全角文字」で書くと、うまく動きません。
特にセリフを日本語で書いていると、数字のプログラミングも全角になりがちです。
プログラムが多くなるほど、見つけづらくなってしまう全角で書かれた数字。
ぜひ、こまめに動きがあっているかチェックしながらプログラミングを進めていきましょう。
半角文字(左)と全角文字(右)で書かれたブロック、並べると全然違いますね。
「もし~なら」ブロックがうまく動かない
「もし」というブロックを使うと、うまく動かないときがありませんか?
実は緑の旗が押されてScratchがスタートすると、「もし~なら」ブロックは、条件を1度しか調べてくれません。
そこで、ゲーム中に毎回起きて欲しいなど、常に条件を確認したい場合は、「ずっと」ブロックで「もし~なら」を囲みましょう。
下記のような「モグラ叩きゲーム」を例にあげてみます。
カニを3つの穴からランダムにどんどんだしたい時は、「ずっと」のブロックで囲ってあげるとうまく動きます。
特に「もし〜なら」のブロックはわかりやすいので多用しがちです。
何個も条件を作ったり、あまり複雑に作りすぎると、条件が重なりすぎて動かなくなることもあります。
そういう時は、他の制御ブロックも使いながらうまくエラーを回避していきましょう。
Scratchで音がならない
Scratchで音が鳴らない場合は、いくつか原因が考えられます。
こちらの記事を参考にしてみてください。
変数名やメッセージの名前を間違えている
「変数」や「メッセージ」の機能は使ったことがありますか?
複雑な作品になると、作品で使用する変数やメッセージの数も増えていきます。
「変数1」、「メッセージ1」といった、なんとなくで名前をつけている方が意外と多いです。
ブロックやスプライトが増えてくると、間違った変数名やメッセージ名を選択してしまうことがあります。
あとから作品を見返した時にも迷わないよう、わかりやすい名前を心がけてみてください。
他にもScratchで困ったときは、様々なブロックの使い方や仕様が書かれている「Scratch-Wiki」を読んでみましょう。
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