【イベント報告】お祭りの遊び x デジタル技術:三重県の小中学生がデジタルワークショップに挑戦
こんにちは!プロキッズの岡部です。
2024年8月3日(土)に、三重県熊野市民会館で「デジタルファブリケーションワークショップ」が開催されました。
このイベントは、三重大学と共同で取り組む「紀南オープンフィールド構想によるみどりのアントレプレナーシップ共創拠点」のプロジェクトの一環となります。
この記事では、当日の様子をご紹介していきます!
三重大学 岡島教授によるご挨拶
プログラミングでデジタルピンボール製作にチャレンジ!
午前の部では、昔からあるピンボールとプログラミングを組み合わせた現代版のピンボールを制作していきます。
6月の「3Dプリンターを使ったワークショップ」で参加者が考えたアイデアをもとに、
事前に三重大学の大学生が3Dプリンターでギミックを作成していました。
今回は、ギミックに動きや、得点の追加、音が鳴るようにプログラミングしていきます。
iPadでmicro:bit(マイクロビット)にプログラミング
「ゲームクリアの得点は何点にしよう?」
「もっと難しくするために、当たったらマイナスのギミックを作ろうかな?」
ギミックにプログラミングができたら、今度はグループでゲーム設計を考えていきます。
三重大学の学生スタッフも熱心にサポートしてくれます
さいごは完成したピンボールで遊んでいきます!
グループごとにコンセプトがあり、個性溢れる作品が出来上がりました。
楽しそうに取り組んでいました
電気回路の仕組みを学び、デジタルドキドキ棒作りに挑戦!
午後の部では、電気回路の仕組みを利用して、デジタルドキドキ棒を制作しました。
コースに貼ってある銀色のアルミテープに触れないように、棒をゴールまで動かすゲームです。
まずは、スチレンボードにコースを下書きし、カッターで切っていきます。
とても難しいコースを作る方も!
コースが切れたら、端に沿ってアルミテープを貼っていきます。
工作しながら、アルミテープが電気の通り道になることを学びました。
テスターで抵抗値を測定します
コースが完成したら、アルミテープ同士が触れると音が鳴るようにプログラミングします。
参加者には小学校低学年の方もいらっしゃいましたが、積極的にプログラミングに挑戦していました。
micro:bitにプログラミングしていきます
さいごは、隣のコースと繋げて実際に遊んでいきます。
参加者だけではなく、学生スタッフや親御さんもチャレンジしていて大変盛り上がりました!
音を鳴らさずゴールするのはなかなか大変です
お馴染みのゲームをデジタル技術でアップデート!
今回のイベントでは、伝統的な遊びを現代的なデジタル技術と組み合わせて、体験していただきました。
子供たちがITを身近に感じ、デジタル技術やプログラミングに興味を持ってくれれば嬉しいです。
またイベントで作ったデジタルピンボールとドキドキ棒は、8月11日(日)に道の駅パーク七里御浜にて開催された「mihama 食とモノ市場」にて展示されました。
次の記事では、そのデジタル夏祭りの様子をご紹介します!
デジタルピンボールの部 集合写真
デジタルドキドキ棒の部 集合写真