【イベント報告】3Dプリンターを使ったワークショップ体験レポート

2024/07/01 お知らせ 記事

2024年6月29日に三重大学と株式会社プロキッズが共同で「デジタルファブリケーションワークショップ」を行いました。
「紀南オープンフィールド構想によるみどりのアントレプレナーシップ共創拠点」のプロジェクトの一環となります。


岡島教授によるご挨拶

デジタル技術を組み合わせたデジタルピンボール製作

このワークショップは、「3Dプリンター」と「プログラミング」を使った「デジタルピンボール」を2日間かけて制作するというものです。

デジタルピンボールとは

1日目である今回は、子供たちが3Dプリンターに触れて、デジタルピンボールの仕掛けを考えるワークショップです。
3Dプリンターを作ることで、市販されていないオリジナルの仕掛けを考えていきます。

まずは3Dプリンティングの説明の後、子供たちは3Dプリンターの実物を間近で見学しました。


3Dプリンターの見学

その後、実際の仕掛けを考える前に、サーボモーターやフォトリフレクターを使った仕掛けの仕組みについて学びました。


センサー、アクチュエーターやmicro:bitをレクチャー

カードを使ったデジタルピンボールの仕掛けのアイディア出し

いよいよオリジナルの仕掛けについて考えていきます。
今回はアイディアカードを使って「夏のワクワクや楽しさをピンボールでどう表現するか?」について考えました。


アイディア出しの様子

カードを用いることで、発想を広げる手助けとなり、さまざまな夏についてのアイデアが多く生まれました。
そして、次に粘土を使って自分たちのアイディアを形にしていきます。


粘土を使ってアイディアを形にしていく

子供たちと一緒に楽しむものづくり

オリジナルの仕掛けについて、みんなで形にすることができました。
今回子供たちが考えた粘土で作られた仕掛けは、三重大学の大学生が3Dプリンターで製作していきます。


オリジナルの仕掛けと一緒に

そして次回の2日目では、プログラミングに焦点を当て、ピンボールの制御やセンサーの使い方を学びます。
これにより、3Dプリンターで作成したパーツを実際に動かして、デジタルピンボールを完成させていきます。


全員集合!