【生徒の声】ゲームや機械が好きな人はPythonに向いている

【オンライン生徒の声】三竹 陽登くん(中2_Pythonコース)

 
プロキッズの黒川です。オンラインレッスンでは6歳から高校生まで幅広い生徒さんがおります。
今回はPythonコースを中学1年生から始めた生徒さんのご紹介です。

「Python難しそう」と迷われる方たちの背中を押すきっかけになると嬉しいです。
それでは早速どうぞ!

<三竹 陽登くん(インタビュー時、中2)>
2021年1月よりPythonコースを開始。
開始から半年が経過した頃より、競技プログラミング「AtCoder」の練習問題をレッスンで実施するなど成長が著しい。
 

友人のススメで開始したPython

ーーインタビューのきっかけにもなりましたが、学校で「Python君」と呼ばれているんですよね。

友達に「Pythonを今やっているよ」という話をした所、気付いたらあだ名になっていました。

ーー頑張っていることが評価されている感じでいいですね!プログラミングを始めたきっかけを教えてください。

お母さんにプログラミングをすすめられて、おもしろそうだと思いました。
もともとパソコンを触るのも好きでした。
プログラミングレッスンを始めるまでは、本などを見てScratchをやっていました。

ーーレッスンでPythonコースを選んだ理由を教えてください。

友達がPythonを独学で学んでいて、話を聞いているうちに「おもしろそう」だと思って選びました。
周りの人ができないことを自分ができるのは、特別なことのように感じたのも理由の1つです。

ーー中学生でPythonをやっている人ってなかなかいないと思います。
実際にPythonを始めてみて想像とギャップはありましたか?

友達から「楽しい」と聞いていたので、イメージ通りでした。


今回もオンラインでインタビューを行いました
 

「1人のエンジニア」という目線でレッスン

ーーレッスンでは今どんなことをしていますか?

陽登くん:Pythonのコードでファイルの操作を始めました。

高橋先生:少し説明すると、別のファイルを開いて文字列を取ってくる内容です。
データサイエンスに近いのですが、実務だと先生が生徒たちのテストの点数一覧を持っていると、平均点や今後の予測をグラフで作ったりできます。

ーー大人だと経営分析に使えそうな内容で、すごいですね。
ちなみに高橋先生、陽登くんのレッスンでの様子はどんな感じでしょうか?

高橋先生:3回位前のレッスンから「AtCoder(アットコーダー)」という競技プログラミングの過去問を冒頭15分間やっています。
復習を兼ねて始めましたが、嫌な顔一つせずにまじめに取り組んでくれています。
今後すごく成長するだろうなと感じます。


担当の高橋先生もインタビューに参加しました

ーー「AtCoder」をレッスンで取り入れているのは、陽登くんチームだけですよね。

高橋先生:習った内容のアウトプット量をさらに増やして、定着できないかと始めました。
15分間と言うのも、コードだと10行いかない位で、ちょうどいいと思います。

陽登くん:少し前にやったことを忘れていたりするので、最初はかなり難しかったです。

ーーレッスン中のテキストで、わからない時はどうしていますか?

陽登くん:まずは自分で考えて、それでもわからなかったら、テキストをさかのぼります。
それでも難しい場合は、先生にヒントをもらいます。

高橋先生:エンジニアとして一人で自立することを考えると「検索力」が大事になってきます。
テキストだけでなく、ネットでどう調べるかも含めて「考える力」を養いたいです。

ーー「1人のエンジニアとして」という目線の高さが、すごくいいレッスンになっていますね。
陽登くんにとって、プログラミングが楽しいのはどんな時ですか?

自分一人で問題が解けて、正常に作動した時です。
初めてのレッスンでコードが動いた瞬間は、今でも一番記憶に残っています。


レッスンの様子はこんな感じ

ーー家でもプログラミングをしていますか?

平日は部活があり、テスト期間中は勉強もあるので、なかなか難しいです。
ただ、前回宿題が出たので、プログラミングを家で1時間がんばりました。
 

Pythonを始めて集中力が広がった

ーープログラミングを始めて成長した実感はありますか?

今までは興味があるものだけに集中することが多かったのですが、集中力がいろいろな所で働くようになりました。
勉強の中では、数学や理科は得意で、英語が一番苦手だったりします。

Pythonを始めてからは、英語のコードやテキストを見る機会が増えて、学校の英語の授業も「役に立つかもしれない」と集中できるようになりました。「Pythonを始めたい」と自分から思った点も後押ししていると思います。

ーーすごくいいですね!陽登くん、プログラミングを始めようか迷っている子に、ぜひメッセージをください。

パソコンを触ったり、ゲームをすることが好きな人は、プログラミングにも興味を持てるのでオススメです。

ーーPythonを始めようか迷っている子たちにもアドバイスをお願いします。

僕の場合は、たまたま友達が「すごく楽しいよ」と声をかけてくれことがきっかけでPythonを始めることができました。
Python経験者は周りになかなかいないと思うので、まずはやってみるのがいいと思います。

機械を触ったり、ゲームをしたり、集中力が長く続く人は向いていると思います。
サイトを検索してみて難しそうと思っても、頑張っているうちにわかるようになる気がします。


 

常に子どもに寄り添ったオンラインレッスン

ーーそれでは次はお母さまにお伺いしていきます。
改めて、プログラミングを始められたきっかけを教えてください。

息子はパソコンを触るのが好きで、Scratchを元々習っていました。
Scratchの次のステップに進ませたいと思っていた頃、「お友達がPythonを独学で学んでいてすごい」という話を息子から聞きました。
その説明する表情がとてもキラキラしていて、「陽登にとって夢中になれるものかもしれない」と思いました。

インターネットや図書館で調べている時、借りた本にプロキッズさんが載っていて、調べてみると実績も多く、オンラインレッスンもあったので受講を決めました。

ーー実際に受講してみて、イメージと比べていかがでしたか?

「中学生でもPythonが習える」ということで、私はPython自体わかりませんが、一緒にテキストを見たらできるだろうと思っていました。

実際にレッスンが始まってみると、黒い画面にコードを打って、考えていたと、何やら難しいことをやっていて、すごいなぁと感心しています。詳しい内容は本人の説明を聞いてもわからず、息子が違う世界にいってしまったような感覚です。

ーーオンラインレッスン自体は、イメージ通りでしたでしょうか?

先生が常に寄り添ってサポートしてくれる点で、ありがたいなと思います。
前に通っていたScratchの教室は生徒何人かに先生一人がまわっていくスタイルでした。
息子は積極的に質問ができるタイプではないので、わからないなりに進めていくこともありました。

今のオンラインレッスンでは、常に先生が画面越しに見ており、陽登が質問したそうな時に見過ごさず、察して声をかけてくれるのでよかったです。

ーーお母さまからみてプログラミングを始めてお子さまが成長した点を教えてください。

先ほど「英語が苦手」という話がありましたが、Pythonは英語がたくさん出てきます。
Pythonでも同じ英単語出てきた時、「調べてみよう」と覚えるきっかけになりました。

またゲームも好きなので、時々「このゲームはどういうプログラムで作られているんだろう?」という会話がでます。
私は答えられないのですが、一緒に考えることも、成長に繋がっているように感じます。

ーー先ほどからお母さまはレッスンをよくご存知なのですが、近くで見ていらっしゃるのですか?

本当はすごく気になって近くで見たいのですが、「集中できない」と言われてしまうので隣の部屋にいます。授業が終わった後に「どうだった?」と会話をしています。

息子は積極的に会話するタイプではないのですが、授業中の声がたまに聞こえてくる時に、先生が息子の性格もしっかり受け止めてくれて、焦らず待って聞いてくれている感じがします。

子どもの「やってみたい」を応援したい

ーー最後にプログラミングを検討している方へアドバイスをください。

子どもの「やってみたい」というタイミングは、すごく大事だなと考えています。
今回私たちはプログラミングで、たまたまプロキッズさんと繋がることができました。もしお子さんが「これ」というのを見つけた時は、迷わず体験会だけでも受けるとよいかと思います。

また、オンラインレッスンは馴染みがない方も多いですが、これからはどんどん増えていくと思います。
私も最初はオンラインレッスンの「温度差」を気にしていました。というのも、直接教室で教えてもらったほうが、パソコン画面越しよりも先生との温度差が少ない気がしたのです。

実際は先生が絶妙なタイミングで息子に声を掛けてくださり、オンラインレッスンの方がサポートは手厚いと感じました。


レッスン中は画面共有をするのでコードの確認もすぐできます

 

ーー「子どものやってみたい」を後押しされる点は、プログラミング以前からでしょうか?

母:昔から好きなものを見つけると、そこに集中していました。
逆に嫌がるものは、本人にストレスになるのでスパッと辞めてきました。数学や理科が好きだったので、今はプログラミングという感じです。
そういえば、先生から大学入試にも「情報」が追加されるという話を最近聞きました。

高橋先生:大学入試の「情報」は令和7年度から始まるので、まさに今中学2年生の陽登くんの代からですね。
実は僕がCode Landでも入試解説記事を書いたりしています。

ーーなんと!偶然にも陽登くんのPythonは大学入試にも役立ちそうですね。

母:謎解きのような自分で考えたり、頭を使うことが好きなんですね。
答えを暗記するより、正解にたどりつくまでのプロセスが楽しいみたいです。
そういう子はプログラミングに向いているのではないかと思います。

ーーありがとうございました!
「プログラミングスキルを高めて、もっと複雑で難しいものが作れるようになりたい」という今後の目標を掲げてくれた陽登くん。
プログラミングで培った自己解決力の高さを武器に、これからの成長をますます楽しみにしています。