こんにちは!Codeland(コードランド)黒川です。
今回は入試倍率約10倍の難関「神山まるごと高専」に見事合格した中川さんの軌跡をご紹介します。
「ゲームばかりで子供の将来が心配」
そんな親御さんの常識を覆す、好きを武器にした学びと挑戦のインタビューです。
この記事を読めば、お子様の「好き」を「強み」に変えるヒントはもちろん、
プログラミングが切り拓く学力重視の受験勉強だけではない、新しい進学の形がきっと見えてきます。
目次
受験勉強だけではない、プログラミングで切り拓く進学の形
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中川明衣彩さん(インタビュー時15歳_ゲーム開発コース)
2021年よりScratchコースを開始し、ゲーム開発コースへ。スクール発表会ではUnityを使ったオリジナル作品が2度の受賞。2026年度神山まるごと高専※に合格。
※徳島県神山町にある、IT×デザイン×起業家精神を学ぶ全寮制の5年制高専。
「合格は間違いじゃないか」高い倍率を越えた驚き
――神山まるごと高専への合格、本当におめでとうございます!今の率直な気持ちを教えてください。
ありがとうございます。正直、まだ実感が湧いていなくて……。
合格発表を見た時、自分の番号はあるけれど周りに10人位しか番号が並んでいなかったんです。
「受験番号が違うんじゃないかな?」と疑ってしまったくらい驚きました。
――神山高専を意識したのはいつですか?
実は中学3年の8月末、夏休み最終日なんです(笑)。
母がInstagramで学校を見つけて教えてくれました。
もともとプログラミングを使ったモノ作りがしたかったので、そこから興味を持ち説明会に参加しました。
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神山まるごと高専 公式サイトより
ゲーム好きを武器に。Unityで広がる「喜んでもらえる」楽しさ
――いろいろなコースがある中で、Unity(ゲーム開発)を選んだきっかけは?
私はゲームが大好きで、毎日1時間以上ずっとプレイしているタイプなんです(笑)。
だから、自分でゲームを作れるようになったら絶対に楽しいだろうなと思ったのがきっかけです。
自分が作ったものを友達が喜んでくれたら最高だな、というワクワク感からゲーム開発コースに進みました。
――普段のレッスンの様子はどうですか?
青木先生のレッスンは、すごく楽しいです!
答えをすぐに教えるのではなく、私が理解できるまで「いろんな例」を出しながら、一緒に考えてくれるんです。
英語が得意だったので、Unityのコードも「単語の組合せだ!」とパズルのように理解できておもしろいです。
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ゲーム開発コースのレッスンの様子
2ヶ月で準備した「ものづくりの歴史」と「独創的なしおり」
――合格した「B方式」はどのような試験なのですか?
A方式は学力含めた総合力、B方式は主にものづくりの力がある人を選ぶような試験です。
特にB方式は、配点の高い「推薦書」や「課題」が合否を大きく左右します。
私は9月の内容発表から11月の提出まで、約2ヶ月間で集中して準備を進めました。
――どのような課題に取り組んだのでしょうか?
1つは「自分のものづくりの歴史」をまとめた動画です。
もう1つは「火星から来た地球研修旅行生のためのしおり」という課題でした。
コードランドでの発表会実績が推薦書の後押しに
――今回の入試で、プログラミング経験が一番役立った場面は?
正直、全部です!
特に一次試験は、コードランドで学んでいなかったら受かっていなかったと思います。
今年の神山高専のB方式は「推薦書」の配点が50点とすごく高く、そこには「ものづくり力」が求められます。
――推薦書の 「ものづくり力」が評価されたのですね。
はい。コードランドの発表会に毎年参加して、賞をいただいた実績をしっかりアピールできました。
発表会は自分の技術を見せるだけでなく、他の子の作品から学ぶことも多いです。
自分の作品を客観的に証明できたことが、合格の後押しになったと感じています。
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コードランドのオンライン発表会のイメージ
将来の夢は「Unityで世界を再現し、留学の夢を支えること」
――神山高専で挑戦したいことは?
Unityで神山町を再現してみたいです。
神山町にはアーティストや面白い企業がたくさん集まっています。
その魅力をデジタルの力で広めたいなと思っています。
――素敵な目標ですね!将来の夢も教えてください。
お金や身体的な理由で留学ができない人たちのために、Unityでリアルな世界を再現して届けたいです。
イギリスへ短期留学した時、友人が「お金がなくて行けない」と悲しそうにしていたのが忘れられませんでした。
「プログラミングの力を使えば、どこにいても世界を体験できる。」
そんなワクワクするシステムを作りたいです。
これからプログラミングを始める後輩たちへ
――同じような進路を目指す後輩へアドバイスをお願いします!
プログラミングは学ぶだけでなく、自分の作品を増やしてください。
特にコードランドの発表会には絶対に出たほうがいいです!
他の人の技術を見て学べるし、何より自分の自信になります。
何かに夢中になった経験は、推薦書だけでなく履歴書にも書けますよ。
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お母さんへの感謝を描いた中川さんの作品
――最後に担当メンター青木先生と親御さまからのメッセージもご紹介します。
【担当メンター・青木先生より】
中川さんは、非常に前向きな生徒さんです。
以前は質問も控えめでしたが、最近は自分なりに方針を考えて相談してくれるようになりました。
全体を俯瞰して何をすべきか考える力が身についたことは、まさに「ものづくり力」そのものです。
神山まるごと高専でも、その探究心で突き進んでほしいです!
【親御さまより】
娘は小学5年生のときからcodelandの皆様にお世話になっています。
中学受験や部活動などとの両立に悩む時期もありましたが、娘の「プログラミングが好き」という一貫した想いが、今回の神山まるごと高専合格をたぐり寄せたのだと感じています。
合格、本当におめでとう!
最後になりましたが、娘にプログラミングの楽しさとスキルを熱心に教えていただいたcodelandの皆様には、この場を借りて深く感謝申し上げます。
――ありがとうございました!
編集後記
中川さんの合格は、単に技術を習得した結果ではなく、「好きなUnityを追求し、それを継続的に形にし続けたこと」が実を結んだものです。
神山まるごと高専が求める「何を成し遂げてきたか」という点で、コードランドの発表会で毎年作品を制作し続けたこと、その一つひとつの努力が今回の結果へ繋がり大変嬉しく思います。
中川さんの夢の実現を、これからも応援していきます!
さあ、次はあなたの番です!
お子様たちが抱くワクワクする夢を、ぜひコードランドで私たちに聞かせてください。
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