こんにちは!プロキッズの山浦です。
「Unityはゲームばかり作るの? そもそも男子向けでしょ?」という先入観、ありませんか?
実は、英語や感性を活かせるクリエイティブな学びなんです。
今回は、本格的な3Dゲームで、お母さんへ「ありがとう」を伝えて特別賞を受賞した中川さんをご紹介します。
ゲームの遊びが「思いやり」に変わる、新しい学びの姿をぜひご覧ください!
目次
中川 明衣彩さん(中1_Unityゲーム開発コース)
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中川さん、特別賞受賞おめでとうございます
プログラミングを始めて英語が役立った
――プログラミングを始めたきっかけを教えてください。
小学校4年生ぐらいに、英語でプログラミングをしていてScratchを始めました。
その後、お父さんにすすめられてコードランドのレッスンを始めました。
Scratchコースを終え、「もっとプログラミングをやりたい」とUnityのコースを始めました。
――Unityはプロも使う3Dゲーム開発ツールですが、実際にやってみてどうですか?
今は慣れましたが、スクラッチと全然雰囲気が違うので最初は驚きました。
本格的なプログラミングに一気になったと思いました。
――好きな科目を教えてください。
英語が一番好きですが、数学も好きです。
もともとScratchをやっていて、そのコマンドを文章に直したら分かりやすいので
プログラミングでは、数学というより「英語」が役立っていると思います。
発表会では本格3D開発ツール「Unity」で母への感謝のカタチを描く
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中川さんの開発した発表会作品
――中川さんの作品、とても素敵です。どのように思いつきましたか?
発表会テーマが「周りの人を喜ばせよう」だったので、「ありがとう」を伝えることが一番喜ばれると思いました。
お母さんに普段あまり「ありがとう」と言えてなかったので思い浮かびました。
――受賞した時の気持ちや、お母様の反応はどうでしたか?
発表会が終わった後にお母さんに作品を見せようと思っていただけだったので、とても嬉しかったです!
まさか自分がこういう賞をとれると思っていませんでした。
お母さんも喜んでくれて「ありがとう」と言ってくれました。
――実際、完成までどの位かかりましたか?
2か月ぐらいかかりました。
レッスン以外は部活が忙しくてできないので、基本的にはレッスン内で開発しました。
先生と一緒に制作できたのも良かったです。
――完成まで大変だったと思います。
ブロックに文字を作る、色を変えるなど、文字を考えるのが大変でした。
文字が表示される位置を考えるのも苦労しました。
特に何もせずに重力だけを設定するとバラバラに前に飛び散ってしまったので、
何個かの文字を横にあまり動かさないようにするプログラミングを調べるのが大変でした。
レッスン内で制作をしていたので、先生と一緒にレッスン内で調べたりしました。
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プログラミングは仕組みがわかると学校でも楽しい
――今後こういうことやってみたい、作ってみたいものはありますか。
まずは今回の作品をアップデートしたいです。もっと言葉の数を増やして、またお母さんにみせたいと思います。
――これからプログラミングを始める人に向けてメッセージをお願いします。
プログラミングをやっていると、学校でのプログラミング時間が楽しくなります!
「このプログラムはなんでこうなるか」という仕組みが理解できるので、めちゃくちゃ楽しいです。
また、夏休みの宿題がでたときには友達にもやり方を聞かれました。
周りにプログラミングを習っている人がいないので、色々説明できました!
――中川さんありがとうございました。受賞作品の改良も楽しみです。
編集後記
おうちで楽しくプログラミングしたり、学校でも活躍している姿が目に浮かぶインタビューでした。
「Unity=本格ゲーム」というイメージが強い言語ですが、中川さんのように、「感謝の形」という一味変えた角度から作品を作ることもできます。
自分のアイディアを形にしたい方、ぜひ一緒に3Dゲーム開発の世界へ飛び込んで見ませんか?
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