【参加レポート】最先端の教育イベントBett Asia 2023@タイで見た教育に関する技術の今とこれから
プロキッズは、日々進化する教育技術の最前線を追求し、子供たちに最高の学習体験を提供することを目指しています。
その一環として、2023年10月にタイで開かれた「Bett Asia」に参加し、アジア地域での教育技術の最新トレンドをたくさん見てきました。
「Bett」は教育と技術の交差点で革新的なアイデアやソリューションを紹介する世界で注目されるイベントの一つです。
皆さんにも一早い教育と技術のトレンドをご紹介できればと思います。
アジア各国の最新サービス
イベントでは、多くの企業がその革新的な教育技術ソリューションを展示していました。新しい教育サービスが、アジア各国の教育現場で確実に浸透していく様子を伺い知ることができます。
Bett Asiaの様子
edpuzzle
edpuzzleは、教師にビデオレッスン教材の作成を支援するサービスです。教師は自身の動画や提供されたビデオライブラリを利用し、質問を組み込んで生徒に割り当てることができます。さらに、Google Classroomなどの各種LMSと連携し、安全対策とGDPR対応も実装されています。
HIRATION
HIRATIONは、ChatGPTを利用し、365日24時間、学生やチームのキャリアサポートを提供するサービスです。履歴書作成、そのレビュー、そして面接練習などが提供されており、これまでに30万人以上の学生をサポートしています。
BLOCKBOT
BLOCKBOTは、アンプラグドのプログラミング教育教材を提供する韓国のスタートアップです。LEGOブロックと互換性があり、各種センサーやブロックを使用して自由にものづくりを楽しむことができます。
Scottie Go!
Scottie Go!は、リアルなブロックのカードを使ってプログラミング学習ができるサービスで、特に未就学児に適しています。ブロックを配置すると、アプリ上のキャラクターが動作し、リアルタイムでプログラミングのフィードバックを得ることができます。
Ledership Summit
展示スペース以外にも、各国のリーダーが情報を共有するLeadership Summitという講演会が開かれておりました。
AIの教育分野での活用に関する内容など最新のトレンドについての講演が数多く開かれていました。
Intelの教育分野でのAI活用を加速することに関する講演
新サービスを展開するスタートアップのピッチ
EdTech(Education Technologyの略語)スタートアップの決勝ピッチでは、3Dの仮想空間での学習や、アイトラッキングを活用した英語学習サービスなど、新しい教育技術のトレンドが見られました。
BettAsiaから見る今後の動向とプロキッズの今後の進化
4年前のBett UK参加以降、特に目新しいサービスの進化は見られなかったものの、生成AIの活用など、一部の領域では新たな動きが見られました。これらの進化は、教育の質と効率をさらに向上させる可能性を秘めており、期待感を抱かせるものでした。
プロキッズは、既に生成AIなどの最新技術を様々なシーンで取り入れており、既にこれらの技術はプログラミング教育の質と効率を向上させる大きな要素となっています。
これからもこういった海外の知見も取り入れながら、より質の高い教育サービスをプロキッズは子供たちに提供し続けていきます。