【イベント報告】「アグリテック甲子園 2024」出展レポート
農業×テクノロジーで日本一を目指せ!「アグリテック甲子園2024」
こんにちは!プロキッズの岡部です。
2025年1月19日(日)に、兵庫県姫路市で開催された「アグリテック甲子園2024」にブース出展しました。
アグリテック甲子園は、次世代の農業人材育成のための学生向けアイデアコンテストです。
今年は『あなたの地域の農業課題を解決するスマート農業』をテーマに、学生がアイデアを企画・プレゼンしました。
プロキッズは、農業分野のIT教育の取り組みとして「アグリテック体験プログラム」の展示を行いました。
今回はその様子をご紹介します!
会場の「アクリエひめじ」。夜はライトアップが綺麗でした
小中学生がロボットを使い遠隔農業にチャレンジ「アグリテック体験プログラム」
姫路市では、令和2年度から内閣府の地方創生推進交付金事業である
「スマート市民農園×STEAM教育による地域に根付くアグリテックの担い手育成事業」を実施しています。
プロキッズは、2020年から姫路市と共同で取り組んでいる教育プログラム「農業版STEAM教育」の展示を行いました。
農業に関する最新技術を活用する体験を通して、子ども達に農業と新たな技術への興味喚起を促すことを目的としています。
プロキッズの展示ブースの様子
ブースでは、2024年6月から12月にかけて実施した「アグリテック体験プログラム」の取り組みを紹介しました。
姫路市の小中学生とその保護者が、農業ロボット「ファームボット」や環境モニタリング装置「e-kakashi」などのITツールを使用し、
遠隔操作で農作物を育てる「スマート農業」に挑戦するプログラムです。
アグリテック体験プログラムの参加者も見学に来てくれました
学生が地域課題を解決するスマート農業のアイデアをプレゼン
また会場では、5組の学生チームが『あなたの地域の農業課題を解決するスマート農業』をテーマに、プレゼンテーションを行っていました。
実際に地域の農家で実用化が進んでいるチームもあり、審査員から「素晴らしい企画、今後は全国に取り組みを広げてほしい」と声をかけられる場面もみられました。
今後の新しい農業ビジネスを見据た、とても白熱した発表となっていました。
最優秀賞を受賞した大分東高校のプレゼンの様子
他のブースでは、農業用ドローンや画像解析を使ったイチゴの品質鑑定、サフランを使ったサフラン茶など
企業や学校によるスマート農業の取り組みが展示されていました。
久住高原農業高校の展示ブース
IT技術を活用した新しい農業の担い手育成を目指して
姫路市の清元秀泰市長にも、プロキッズの出展ブースに足を運んでいただきました。
農家の高齢化や、後継者不足による耕地利用の低下など、日本の農業はさまざまな課題を抱えています。
プロキッズでは、その課題をIT技術を活用して解決することができるアグリテックの担い手育成に、今後も取り組んでいきます。
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