【プレスリリース】AWSクラウドコンピューティング教材を開発し、次世代基盤技術教育の拠点校である仙台高専に提供

AIやIoT、クラウド教育の実績から学校の情報教育支援を強化

小中高生向けプログラミング教育を行う株式会社プロキッズ(代表取締役社長:原 正幸、以下 プロキッズ)は、独立行政法人国立高等専門学校機構仙台高等専門学校(校長:澤田 惠介、以下 仙台高専)に対し、クラウドサービスであるAmazon Web Service(以下 AWS)に関する教材を開発し、教員向けにレクチャー会を実施しました。


クラウドサービスに関するレクチャー会の様子

クラウド、AIやIoTの教育実績を活かした教材開発

子ども達が大人になる頃には、クラウド、AI(人工知能)、IoTなどがどんどん身近になっていきます。
こうした中で、次世代のデジタル人材の育成に取り組むプロキッズは、プログラミングだけでなく、クラウド、AIやIoTに関する教育にも取り組んでいます。

今回は仙台高専に対し、子供たちに教えてきた実績とクラウドに関する教育ノウハウをいかし、AWSを用いたクラウドコンピューティング教材の開発・提供を支援しました。


仙台高専の矢島副校長(左)とプロキッズ代表 原(右)

仙台高専で進む、クラウドサービスの導入

仙台高専では、「COMPASS 5.0」(※1)におけるIoT分野の次世代基盤技術教育の拠点校としてカリキュラムの構築を進めています。
「Society 5.0」(※2)時代において必要となるIoT技術や、そのデータの蓄積・解析のためのクラウド技術について、さまざまな学科・コースの学生が活用できるようになることを目指し、授業へのクラウドサービスの導入を推し進めています。


全高専生を対象としたIoTモデルカリキュラム案

学校でのクラウド授業、先生の負担を軽減したい

今回開発したAWSクラウドコンピューティング教材は、初めてクラウドサービスを利用する学生・教員でも理解しやすいことを目指しました。また、座学だけでなく、実際のサービスを利用した実践的な内容を多く盛り込んでいます。

教員向けの教材には、AWSの授業への導入方法も含まれており、知識だけでなく授業準備を効率的に行うことを想定した内容になっています。実際に教員向けのレクチャー会では、授業へのAWS アカデミーの導入方法からサービスの利用までをハンズオン形式で学ぶことができる内容になっています。初めてクラウドサービスを利用する教員も多い中、全員が演習を完了できました。


レクチャー会ではみなさん積極的に質問されていました。

株式会社プロキッズは、これまでもデジタル部活のサポートなど学校の支援に取り組んできました。
これからも、Society5.0時代に活躍していくためのIT人材育成を支援していくべく、学校での情報教育支援に取り組んでまいります。
 
■プロキッズについて
​プロキッズは、子ども向けSTEAM・プログラミング教育、イベント事業を行う中で、人工知能やIoTなどのIT教育を通じて子ども達の可能性を広げるお手伝いをしてきました。
今回のような新たな技術を学べる教材作成を通じて、子ども達の生活にある様々な課題とその解決策について考える機会を増やし、未来の仕事に繋がる成長を後押ししたいと考えます。

■会社概要
株式会社プロキッズ
・所在地:東京都台東区台東1-4-12 BKビル5F
・代表取締役社長:原 正幸

※1 COMPASS 5.0とは、独立行政法人国立高等専門学校機構が実施する、「高専発! 『Society 5.0型未来技術人財』育成事業」の一環で、IoT、AI・数理データサイエンス、サイバーセキュリティ、ロボット、半導体の5分野からなる次世代基盤技術教育のカリキュラム化によって、イノベーション創出に向けた人材輩出を目的とする取り組みです。
※2 Society 5.0とは、日本が目指すべき未来社会の姿として内閣府が提唱した概念です。サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立することを目指した、人間中心の社会です。

※記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。