プログラミングに向き不向きはある?うちの子が挫折しない秘訣
プロキッズの望月です。こんにちは。
プログラミングは英語と並ぶ共通言語として、小学校から高校の授業にも必修化されています。
「うちの子はプログラミングが向いているのか?」「どうすればプログラミングに挫折しないか?」
こうした疑問をお持ちの親御さまも多いはずです。
この記事では、プログラミングに向き不向きがあるのか、
プログラミングに興味を持たせる方法や挫折しないコツについて詳しく解説します。
プログラミングに向き不向きはある?
プログラミングに向き不向きがあると思い込んでいませんか?
結論、プログラミングは誰でも学べるスキルであり、向き不向きを決定付けるものは存在しないです。
プログラミングの学習は、論理的な思考や解析力、創造性を必要としますが、
これらの能力は練習と経験によって育てることが可能だからです。
また、コードを一から全て覚えるのではなく、必要な部分を探し出し、自分で組み合わせる力も重要となります。
プログラミングに向いている子の特徴
それでも「うちの子、プログラミングに向いていそう」と感じるのはなぜでしょう?
子どもたちの1つの共通点として、自己解決力の高さが見られます。
わからない時にすぐ答えを聞こうとせず、自分なりに試行錯誤をしたり、問題解決を試みる傾向があります。
また、自分のアイディアで物事を作り出すことが好きな子、
細かい微調整やルールを応用するのが得意な子もプログラミングに向いているでしょう。
しかしこれらの特性を持たない子でも、プログラミングを通して論理的思考力や解析力、創造性を育てることが可能です。
プログラミングに向いていないと感じる理由
私たちも小学生から高校生までにオンラインプログラミングレッスンを日頃行っていますと、
親御さんから「うちの子、コードを全然覚えてないみたいです」と相談を受けたことがあります。
ぶっちゃけ、コードは完璧に覚えなくて大丈夫です。
むしろわからない時に、「あの時に出てきたコードだ」「こういう風に調べたら解決できそう」といった
知識の引き出しをうまく出し入れできることが非常に重要だと考えています。
この辺は暗記がメインとなる受験勉強とは全く異なる位置付けにありますね。
特に初めてプログラミングを学ぶ際は、徐々に力をつけていくものであり、一度に全てを理解する必要はありません。
プログラミング学習では学んだことがやがて1本の線に繋がるような意識をして頂くとよいです。
知識の引き出しの出し入れがうまくできるようになると、勘所が上がり、他の言語でも応用が効いてきます。
私たちの生徒でもプログラミング言語を1つ学ぶと、他のプログラミング言語の習得スピードが次第に速くなるのはこのためです。
少し先の話ですが、将来お子さまが社会に出ると開発規模によっては、一人で全部作りきるといった機会も少なくなります。
みんなにわかりやすいコードになっているか、困った時に周りに助けを求める力も大切です。
まずは「全部覚える必要はない」という意識を持って頂くだけでも、プログラミングが難しいという壁は低くなるかなと思います。
プログラミングで挫折しないようにするには?
プログラミング学習で挫折しないためには、「段階的な目標」「適切な学習時間」「振り返り」が重要です。
最初は簡単なプログラムから始めて良いので、少しずつ作品をレベルアップして自信をつけていきましょう。
また、適宜進捗を確認したり、振り返りを行うと、もっと成長できると思います。
親御さまにすぐにできるアドバイスとしては「お子さまのペースをつかむ」ことです。
できれば「もう少しやりたい、明日もやろう」という所でお子さまのやる気を高く保って頂くと、プログラミングが習慣にもなるでしょう。
さらに親御さま自身も時間がある時は一緒にお子さまのプログラミングに関わり、
「こんなすごいことを学んでいるんだ」という気持ちを持って頂くと、お子さまが困った時も大変心強い味方になると思います。
お子さまの独学を支えるのが難しいと感じた時は、私たちプログラミングオンラインレッスン「Codeland」にもお気軽にご相談ください。