こんにちは、Codeland(コードランド)の黒川です。
今回は、プログラミング検定ゴールド取得・全国小学生プログラミング大会準決勝進出の快挙を成し遂げた生徒さんのご紹介です!

「検定やコンテストって何をすればいいの?」
「どうすればプログラミングが得意になるの?」
そんな皆さまの疑問に、実体験を通じてお答えできれば嬉しいです。


宇賀祥平さん(インタビュー時10歳_ゲーム開発コース)
2024年5月よりScratchを開始。現在小学4年生でスクラッチジュニアプログラミング検定ゴールド取得、全国小学生プログラミング大会であるゼロワングランドスラム2025準決勝進出。
現在はUnityを使ったゲーム開発コースを受講中。

プログラミング検定やプログラミング大会の練習方法

――プログラミングを始めたきっかけを教えてください。
スクラッチでブロックを繋げて、おもしろかったのがきっかけです。
ブロックだけでなく、テキストを打つプログラミングもやりたいとUnityを始めました。

――スクラッチでは、プログラミング検定にも挑戦してくれましたね。
最初は練習でジュニアプログラミング検定のシルバーを1回受けました。
試験の感覚もわかったので、次はゴールドに挑戦してみました。

――すごい!ゴールドではどんな問題がでましたか?
障害物を避けるゲームがでました。

――検定対策はどんなことをしましたか?
普段のレッスンで学んだ内容が役立ちました。似たような作品があった気もします。
あとは、普段から自分でゲームを作って、プログラミングに興味を持つのが大事かなと思います。
他の人のスクラッチ作品をリミックスして、新しいゲームを作るのもよいと思います。

――宇賀くんは全国規模のプログミング大会「ゼロワングランドスラム」の準決勝にも進出していますね。
お母さんからコンテストを勧められて、実力を試したいと思いました。
練習問題を3回くらいやってみて、少しできるようになってきました。


ゼロワングランドスラム公式サイトより

――大会では、その場で作る速さと正確性が求められますよね。当日はどんな問題がでたんですか?
検定と同じく、障害物を避けるゲームが出ました(笑)。
作品の完成が速ければ速いほどいいみたいです。

――大会に向けた練習のコツはありますか?
大会公式サイトの練習問題がいいと思います。
バグ修正とか出るので、ぼくも練習問題をまだやりたいと思っています。

あとは、日頃からプログラミングをしていると自信がわいてくると思います。
これまで何個もゲームを作ってきたので、最近はアイディアがでなくて、ゲームを作るのが難しいです。
アイディアも大事です。

――アイディア出しはレッスンで先生と壁打ちがおすすめできそうです。
ちなみに今はどんなオリジナル作品を作っていますか?

スライムをタップするとコインが増えていきます。
コインを使ってキャラクターを強化し、バトルもできる仕組みです。ガチャも引けます。


宇賀くんのオリジナル作品

スクラッチの次はUnityでのゲーム開発へ

――ここからは先生に聞いていきます。宇賀くんってどんな生徒さんですか?
先生)プログラミングにすごく興味を持ってくれる子です。
「これを使えばこれができる」と自ら考えながら、しっかり新しいことも学んでくれます。
プログラミングをどんどん吸収できる理由にもつながっていると感じます。

――Unityを開始して3ヶ月弱ですが、宇賀くんが成長した点を教えてください。
Unityの開発は、コーディング画面とボタン操作で物体を配置するエディター画面の2種類で行います。
物体の配置などは、Scratcの経験から直感的に動かせたり、テキストも理解できています。


Scratchで使った掛け算「*」マークはUnityのレッスンも使います

――Unityのレッスンでは今どんな作品を作っていますか?
先生)ボールを転がしてゴールさせる3Dゲームを作成しています。
ゴールした際に「ゲームクリア」など画面に文字を表示する方法を学んでいる所です。


現在開発中の作品。Scratchで学んだ「クローン」はUnityだと「プレハブ」に

――宇賀くんに質問ですが、ゲーム開発コースの楽しい所と難しい所を教えてください。
楽しい所は「3Dゲーム」が作れるので、スクラッチとも少し違っておもしろいです。
難しい所は、関数の種類が増えて名前を覚えるのが難しいので、今はコピー&ペーストで頑張っています。

――宇賀くん自身、プログラミングが役立ったことはありますか?
学校で自分が作ったスクラッチゲームなどをみんなが遊んでくれます。
とても嬉しいです!

――最後にプログラミングを始めたばかりの方へ上達のコツを教えてください。
プログラミングは続けていくのが大事かなと思います。
僕も「難しくて、もうできない」という時が実はありました。
レッスンの時やお母さんに教えてもらって乗り越えてきました。

――大変な時期もあったんですね。宇賀くんの将来の夢は何ですか?
ゲームクリエイターです!
コーディングを頑張って、Pythonのような他のコースも学んでみたいです。

―― 最後にお母様からメッセージをご紹介させていただきます。
プログラミングを通じて、新しいものを生み出そうとする創造力や、
課題や困難にぶつかっても「どうすれば実現できるか」と粘り強く考えることができるようになりました。
息子の確かな成長を日々感じられるのは、先生方の熱心なご指導といつもお世話になっている運営のみなさまのおかげです。

――ありがとうございました!
宇賀くんのUnityを使ったオリジナルゲーム開発も楽しみにしています。