【インターン体験談】第2回 高校生プログラマー河内くん(高1)
数々の受賞歴、高校生プログラマーに聞いてみた
こんにちは!トモカです。
インターン生の私が、同じインターンの仲間にインタビューをして、その様子をお届けします!
第2回目は、高校1年生にしてU22を始め、数々のプログラミング大会で優秀な成績を収めている、プロキッズ期待の新星、「河内くん」です。
プロキッズでのインターンの話はもちろん、今回はプログラミング好きな子どもを持つ、親御さんにも役立ちそうな話を聞いていきます。
<プロフィール>河内誠悟くん
N高等学校在籍(インタビュー時は高校1年生)。
プログラミング言語は、PythonとRaspberryPiがメイン。
「楽しいmicro:bitコンテスト」でプロキッズを知り、インターンに応募。
U22のプログラミング大会で日本事務器賞受賞他多数。
ゲームをやりたくてはじめたプログラミング
ーー河内くんがプログラミングに興味を持ったきっかけはなんですか?
僕は子供の頃、家のきまりが厳しくてゲームができなかったんです。ゲームができないなら自分で作ってみようと思ったのがきっかけです。
小学校3・4年生の時に父のお古のパソコンを初めて触りました。
最初にやったのは英語の教材のゲームでしたね。
ーープログラミングは何から入りましたか?
Scratchですね。
はじめはテキストを見ながら作って、慣れてきたら自分で作品を作るようになりました。
そこからプログラミングに興味を持って、その後はC言語、Pythonの順で学んでいきました。
自分のやりたいことだから続けられる
ーー習い事などはしていましたか?
小学校の頃は毎日のように習い事をしていました。
そろばん、英語、ピアノ、水泳に通っていて、その合間にプログラミングでゲームをしていました。
引越しするタイミングで、習い事は全部やめてしまったのですが(笑)
ーープログラミングは続けられたのはどうしてだと思いますか?
他の習い事も楽しいし、意味のあることではあったのですが、どこか受動的な感じだったからかなと思います。
その点、プログラミングは「自分がやりたい!」と思えていたので、続けることができたのだと思います。
ーープログラミングを勉強していて挫折を感じたことはありますか?
何度もあります(笑)
でも、僕はどちらかというと嫌だと放り投げるより、他のリソースを全部注ぎ込んで解決したいタイプなので、途中でやめようと思ったことはないですね。
受賞の鍵はアイデア!
ーー「楽しいmicro:bitコンテスト」ではどのような作品を作ったのですか?
遠隔殺虫剤噴射車を作りました。
家の庭に虫が大量発生していたので役に立つかなと思って。
いや〜、でも虫って動きが速いので、実用的ではありませんでしたが(笑)
ーー他にも、河内くんはU22のプログラミングの全国大会にも選出されていますが、そのきっかけはなんですか?
当時作っていた作品の「糸かけ曼荼羅色シュミレーター」の受けが良くて、ちょうどコンテストがあったので応募してみたのがきっかけです。
「糸掛かけ曼荼羅色シュミレーター」は僕が作った作品の中でも一番のお気に入りです。
ーーどんな人がU22に選ばれていると思いますか?
やっぱり、アイデアかなと思います。
アイデアってなかなか出てこないんですよ。
僕は日常生活でこれがあったらいいなと思ったものをだんだん具体化していって、アイデアを出すようにしています。
ただ動くだけのプログラムだけではなくて、綺麗なコードを書くことも大事ですね。
わからない時は1人で抱えない
ーー最後に、プログラミングに興味を持つ子ども達に一言お願いします。
プログラミングをしていて、一番つまづくのが「エラーが出た時」だと思います。
エラーが出た時、一定時間考えて答えが出なかったら、その日中に問題を解決することはほとんど無理ですね。
そういう時は、いったん置いておいて、次の日に考えてみたり、他の人に相談をするのがいいと思います。
1人で抱え込まないことが大事です。
ーー河内くん、ありがとうございました!
話すことが大好きだという河内くん。
インタビュー後にも、最近「みんなのラズパイコンテスト」でラズベリー財団賞を受賞したことが発覚しました。
その時の賞品がとても豪華でびっくりです。今後の活躍にも期待しています!