【生徒の声】オンライン発表会2024 優秀賞「ギター初心者向け!コードの組み立て練習」Python

沼優吾さん(高2_Pythonコース)

こんにちは!Code Land(プロキッズ)の岡部です。
今回は生徒限定オンラインプログラミング発表会「Codeland Challenge2024」にて、優秀賞を受賞した沼優吾さんのご紹介です。

大学受験勉強の傍ら、趣味のギターをたのしく学ぶ仕組みを取り入れた作品を制作してくれました。
担当メンターの吉川先生とお届けしてまいります。

──プログラミングを始めたきっかけを教えてください

自分が興味のあるものを将来仕事にしたいと思いました。
趣味のギターと、仕事を両立できる職業として「プログラマー」になりたいと思ったのがきっかけです。
小学4年生くらいから独学でScratchをやっていました。

──今はどのコースを受講していますか?

CodelandではScratchコースを中学生から始めて、今はPythonコースを学んでいます。
Pythonはニュースで聞いたことあるなぁ位のノリで始めた記憶があります。
覚えることが多いので少し難しいですが、メンターの吉川先生と楽しく進めています。

コードを楽しく学べる「ギター初心者向け!コードの組み立て練習」

──改めて発表会の受賞おめでとうございます!

僕は高校2年生で大学受験も近いので、何かアピールできるものがあればいいなと、
「とりあえず発表会に出てみよう」というきっかけで賞が取れたので、正直驚いています。

──実際に受賞した作品の紹介をお願いします

今回僕が作ったのは「ギター初心者向け!コードの組み立て練習」というアプリです。
ギターにはコード(和音)という2音以上による響きがあり、弦を指で押さえて複数の音を同時に鳴らし、コードを奏でます。
このアプリでは、クイズ形式でコードを楽しく学ぶことができます。

アプリを立ち上げると、まずギターの基本的な説明が表示されます。

次に、学習した内容の演習として、コードを構成する音のクイズが出題されます。
「音を再生」をクリックすると、そのコードの音を確認することができます。

答えが合っている場合は「Correct!」と表示され、左上のスコアが1つ増えます。
現在はランダムで、代表的なコード(メジャーコード)の7問が出題されるようになっています。


動画はFコードの構成音を答えるクイズです

──作品のアイディアはどうやって考えましたか?

ギターが好きで、インターネットで関連記事を読んでいたところ
「ギター初心者は1年以内に90%が辞めてしまう」と書かれているのを見つけました。

ギターには知らないといけない知識があり、ただがむしゃらに練習すると難しい楽器になってしまいます。
知識を覚えてから練習すると世界が変わるので、それをみんなに知ってほしいなと思いました。

──特にこだわった点や工夫した点はありますか?

ギターのコード理論について抵抗感なく学べる方法を考えて、クイズ形式にしたり、説明を簡潔にするなど工夫しました。
また音楽なので音も重要だと思い、自分で録音したギターの音源を作品に取り入れています。

──作品制作はどのように進めていましたか?

レッスン時間だけでなく、自宅でも時間を見つけて進めていました。
特にさいごの1週間は、塾や部活の練習が終わったあと、家に帰ってから寝るまでプログラミングをする生活をしていました。

Pythonを学びはじめたばかりだったので、作品を完成させるために学習が必要な要素を吉川先生と相談しながら進めました。
自分史上初めての個人での発表会だったので、どうしても失敗したくなかった気持ちもあり、ここまで頑張れたのだと思っています。


Pythonで書かれたプログラム

──作品制作でつまづいたことはありましたか?

はい、制作途中で何度もつまづきました。
試行錯誤しながら、エラー箇所を確認するためにPrint文など使って進めていました。
本当にわからないときには先生から助言もいただきました。

自発的に学ぶ姿勢が飛躍的なスキルアップに繋がる

──次に、メンターの吉川先生にお聞きします。沼さんの作品制作はどんな様子でしたか?

先生)レッスン外でも積極的にコードを書いて、作品制作を進めていた印象があります。
スケジュールも厳しかったなかで、ここまで形に仕上げたバイタリティには驚きました。
作品のアイディア自体もオリジナリティに溢れていて素晴らしいと思います!


インタビューには、メンターの吉川先生(右)も参加してくれました

──発表会を通して成長したなと思うところを教えてください

先生)沼くんは優秀なのはもちろんですが、音楽や部活のことなど、自分の友達みたいに気さくに話せる存在です。
オンライン発表会にでたことで、プログラミングスキルがすごく向上しました!
レッスンではまだ習っていない「モジュール」を先取りして、乗り越えた姿に本当に感心しています。

──では沼さんからみて、メンターの吉川さんはどんな存在ですか?

自分でも失礼かなと思うくらい、気軽にいろいろと質問ができて友達みたいに話してしまいます。
堅苦しいレッスンが一度もなく、感謝しています。

──これからやってみたいことや挑戦したいことがあれば教えてください

Pythonをマスターしたいと思っています。
今高校2年生で受験勉強や習い事の両立が難しいですが、卒業までに習得できればいいなと思います。

──メンターと二人三脚で作品作りを進める様子が伝わってきました。
最後に親御さんからのコメントをご紹介させて頂きます。

ー親御さんよりー

高校受験でしばらくお休みしたあとも、また再開したいと自分から言ったので、楽しく学べているのだと思っていました。
良い先生にも恵まれ、やりたいことに繋げられているようでよかったです。
ありがとうございました。

──沼さん、吉川先生、ありがとうございました!