こんにちは!Codeland(コードランド)の岡部です。

「受験勉強で忙しいのに、プログラミングなんて両立できるの?」と不安に思う親御さんも多いはず。

今回は学業と両立しながら、好きな音楽でオリジナルアプリを開発、
コードランドの発表会では優秀賞を受賞した、高校2年生の沼さんのエピソードです。


Pythonコースの沼優吾さん

受験勉強とプログラミングを両立。メンターと二人三脚で作品制作にも挑戦

――プログラミングを始めたきっかけを教えてください

将来、自分が本当に興味のあることを仕事にしたいと考えたのが始まりです。
趣味のギターと仕事を両立できる職業として「プログラマー」になりたいと思いました。
そこで小学4年生から独学でScratch(スクラッチ)を始めました。

――今はPython(パイソン)コースを受講中ですね。

中学生でコードランドに入会してからは、より実戦的なプログラミング言語であるPythonに挑戦しています。
Pythonはニュースで聞いたことあるなぁ位のノリで始めた記憶があります。
覚えることが多くて少し難しいですが、メンターの吉川先生と楽しく進めています。

Pythonを使ったオリジナルアプリ「ギター初心者向けコード練習」

――改めて発表会の受賞おめでとうございます!受賞した作品を教えてください。

ありがとうございます。
僕は高2で大学受験も近いので、何かアピールできるものがあればいいなと。
軽い気持ちで発表会に出て賞が取れたので、正直驚いています。

今回制作したのは「ギター初心者向け!コードの組み立て練習」というアプリです。
僕はギターが好きですが、「ギター初心者は1年以内に90%が辞めてしまう」とインターネットで知りました。
ギターの基本知識を覚えてから練習すると挫折しづらいので、みんなに知ってほしいなと思いました。

――開発したコードの練習アプリ、ぜひ見せてください。

ギターにはコード(和音)という2音以上の響きがあり、弦を指で押さえて複数の音を同時に鳴らします。
このアプリでは、クイズ形式でコードを楽しく学ぶことができます。

まずアプリを立ち上げると、ギターの基本的な説明が表示されます。

次に、学習した内容の演習として、コードを構成する音のクイズが出題されます。

代表的なコード(メジャーコード)がランダムに7問出題されて、
答えが合っている場合は「Correct!」と表示され、左上のスコアが1つ増えます。

「音を再生」ボタンを押して、そのコードの音を確認することもできます。


動画はFコードの構成音を答えるクイズです

――すごい!特にこだわった点や工夫した点はありますか?

ギターのコード理論を抵抗感なく学べる方法として、クイズ形式や説明を簡潔にしました。
また、「音」も重要だと思い、自分で録音したギターの音源を作品に取り入れました。

受験勉強や部活、プログラミングの両立

――開発中は、受験勉強や部活の両立も大変だったと思います。

レッスン時間だけでなく、自宅でも時間を見つけて進めていました。
発表会前の1週間は、塾や部活の練習が終わったあと、家では寝るまでプログラミングしていました。

Pythonを学びはじめたばかりで、作品完成のために必要な学習要素を吉川先生と相談しながら進めました。
自分史上初めての1人で出る発表会は、どうしても失敗したくなかった気持ちがあり最後まで頑張れました。


Pythonで書かれたプログラム

――作品制作でつまづいたことはありましたか?

はい、制作途中で何度もつまづきました。
試行錯誤しながら、エラー箇所を確認するためにPrint文などを使って進めていました。
1人でどうしても解決できないときは、先生から助言もいただきました。

メンターから見た成長と残りの高校生活の目標

――次に、メンターの吉川先生にお聞きします。沼さんの作品制作はどうでしたか?

先生)レッスン外でも積極的にコードを書いて、作品制作を進めていた印象があります。
スケジュールも厳しかった中で、ここまで形に仕上げたバイタリティには驚きました。
作品のアイディア自体も、オリジナリティにあふれていて素晴らしいと思います!


インタビューには、メンターの吉川先生(右)も参加

――発表会を通して沼くんが成長した点を教えてください

先生)沼くんは音楽や部活など、自分の友達みたいに気さくに話せる存在です。
オンライン発表会にでたことで、プログラミングスキルがすごく向上しました!
レッスンではまだ習っていない「モジュール」を先取りして、乗り越えた姿は本当に感心しています。

――沼さんからみて、メンターの吉川先生は率直にどうですか?

自分でも失礼かなと思うほど、気軽にいろいろ質問ができて友達みたいに話してしまいます。
堅苦しいレッスンが一度もなく、感謝しています。

――今後挑戦してみたいことを教えてください

Pythonをマスターしたいと思います。
今高校2年生で受験勉強や習い事の両立が難しいですが、卒業までに習得できればいいなと思います。

コードランドPythonコースを受講中の高校生にインタビュー
沼くんとメンターの仲の良い様子が伝わります

――最後に沼さんの親御さんからもコメントをいただきました。

高校受験でしばらくお休みしたあとも「また再開したい」と自分から言ったので、楽しく学べているのだと思っていました。
良い先生にも恵まれ、やりたいことに繋げられているようでよかったです。
ありがとうございました。

――沼さん、吉川先生、ありがとうございました!

編集後記:受験期に「やりたいこと」を持つ強さ
沼さんのように、忙しい時期でも「自分で目標を決めて形にする」という経験は、数字では測れない大きな自信に繋がります。

実は、沼さんが学んでいるPythonは、現在の大学入学共通テスト「情報I」でも扱われる非常に重要な言語です。
本人が楽しみながら培ったこのスキルは、結果として将来の大学受験や総合型選抜(旧AO入試)においても、強力な武器になっていくはずです。

「うちの子も、何か夢中になれるものを見つけてほしい」
そう思われた方は、先生と二人三脚でプログラミングスキルが学べるコードランドのオンラインレッスンをぜひお試しください。

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