【イベント報告】姫路市在住の小中高生の親子でスマート農業にチャレンジ!「アグリテック体験プログラム」実証実験

こんにちは!プロキッズの岡部です。
2022年10月16日から3ヶ月間、兵庫県姫路市で「アグリテック体験プログラム」の実証実験が行われます。

今回はスタート初日と、開催1週間後に行われたレクチャー会の様子をご紹介いたします。

アグリテックとは、agriculture(農業)Technology(技術)を組み合わせた言葉です。
農業でIT(情報技術)を活用し、従来の農業を効率よく進化させていくことが目的です。

最近では、人間が行う農作業をロボットが代わりに行い、負担を大幅に減らせる「スマート農業」が重要になっています。
こうした新しい形の農業を親子で体験してもらおうと「アグリテック体験プログラム」を開催する運びとなりました。

*「アグリテック体験プログラム 実証実験」の詳細はこちら

プログラミング初心者が挑む、農業ロボットを用いた未来の農業体験

初日の10月16日に行われたレクチャー会では、4組の参加者が兵庫県姫路市の仁色ふるさと農園に集まりました。
水やり、種まきなどの農作業を行ってくれる農業ロボット「ファームボット」を使った農業を実際に体験していきます。


ファームボットの操作方法をレクチャー

まずは室内で、ファームボットWebアプリからファームボットを操作する方法を学びます。
みなさん真剣にレクチャーを聴いてくれて、スライドの内容をノートにメモをしている方もいらっしゃいました。


畑でファームボットの動きを観察

操作方法を学んだ後は、畑に移動して実際にファームボットの動きを確認します。

「ファームボットが自動で植物の場所まで移動できるのがすごい!」
「自分で操作できるのが面白い!」

参加者からは、はじめてのファームボットのロボット操作を楽しんでいる声が聞こえてきました。


参加者がそれぞれファームボットを操作している様子

自宅から畑に水やり行う操作をプログラミングしてみよう

開催から1週間後となる10月23日のレクチャー会は、オンラインでの開催となりました。
IPカメラを利用して畑の様子を確認しながら、リモートでファームボットを操作します。


水やりの定期実行を設定している画面

参加者には、「全ての植物に水をあげる」動作を行うプログラムを1から作ってもらいました。
また、畑に行かなくても農業ができるよう、毎日同じ時間に水やりを実施するように定期実行の設定を行いました。


IPカメラでファームボットが土壌の水分量を測っている様子を確認

初めてプログラミングを行う方がほとんどでしたが、最終的にみなさん見事に設定を完了することができていました!


集合写真

困ったときはいつでもサポート、LINEを使った質問対応

レクチャー会後もLINEのオープンチャットを利用して、参加者のサポートを行っています。
疑問や質問があったときはLINEで気軽に相談することができます。


LINEで質問している様子

IT技術を使った新しい農業にチャレンジ!

プロキッズでは今後も、アグリテック体験プログラムの実証実験をサポートしていきます。

今回の実証実験が、ITの技術を活用することで新たな農業の形を生み出すきっかけになればと思います。
また、日本の農業の課題を新しいアプローチで解決することができる人材の育成に今後も取り組んでいきます!