【レポート】GIGAスクール構想とは? 〜文部科学省が推進するICTの学びへの活用〜

プロキッズの赤沼です。

 

最近耳にしたGIGAスクール構想が私たちの子どもにも関係がありそうなので調査してみました。

 

2019年に文部科学省が打ち出した『GIGAスクール構想』。

そもそもGIGAスクール構想とはどのようなものか、なぜ打ち出されたのか、またそれによって子供たちの学びはどのように変わっていくのかを考えていきたいと思います。

 

 

GIGAスクール構想とは?

 

GIGAスクール構想の『GIGA』とは「Global and Innovation Gateway for ALL」の頭文字をとったもので、文部科学省が進めているプロジェクトです。

 

内容としては、全ての子供たちに対して、これからの時代を生き抜くための学びの環境を整えようというもので、具体的には『児童生徒1人1台端末の整備』と『高速大容量の校内通信ネットワークの整備』が5年計画で進められています。

 

学校のICT環境整備の状況は海外と比べてまだまだ

 

現在、日本の学校ではどのくらいICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)の環境整備が進められているのでしょう?

 

文部科学省の資料によると、日本の「教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数」は、平成31年3月1日現在、5.4人/台とのことです。1人/台には程遠く、さらに地域間での格差が大きいことが分かります。

 

(リーフレット)GIGAスクール構想の実現へ (文部科学省)より引用

 

では、海外ではどのくらい学校でICTが活用されているのでしょうか?

 

【参考3】「GIGAスクール構想」について(文部科学省) より引用

 

「学校でほかの生徒と共同作業をするために、コンピュータを使う頻度」を見てみると、OECD各国の中で、日本では使用頻度が非常に低いことが分かります。

 

子供の学校外のICT利用目的

 

では日本の子供たちは本当にコンピュータなどデジタル機器を使っていないのでしょうか?

 

そうではないのです。

 

【参考3】「GIGAスクール構想」について(文部科学省)より引用

 

「学校外での平日のデジタル機器の利用状況」を見ると、日本の子供たちはOECD各国の子供たちに比べて、学習目的でのICT利用が非常に少なく、チャットやゲームでの利用が多いことが分かるのです。

 

GIGAスクール構想で学校の教育は変わる!

 

前述までの背景を受けて打ち出されたGIGAスクール構想ですが、これが実現することによって、学校での教育はどのように変わっていくのでしょうか?

 

まずは調べ学習、発表などに積極的にICTを利用するようになり、学習においてデジタル機器を使うことが当たり前になってくるでしょう。

 

1人1人の理解度に合わせた個別学習を行ったり、動画や音声を用いた資料を閲覧したり作成することが容易になって、深い学びを得られるようになると考えられます。

また遠方の学校とオンラインでつないで交流をしたり、病気療養中の子供もオンラインで授業に参加したりできるようになってくるでしょう。

 

そして、プログラミング学習としてもより一人一人が学ぶ機会を得られるようになるはずです。

 

遊ぶためだけのパソコンから学習のツールへ

 

私には小学生の子供が2人いますが、学習用と思って買ったパソコンがいつの間にかゲームや動画を見るためのものになりつつあり、悩みの種でした。

しかし、学校の教育現場において、デジタル機器を学習として使うことが当たり前になれば、パソコンやタブレットを使って課題を仕上げたりするようになるでしょう。

 

私も子どもを育てる親として、今の時代に即した学びを進めていくことができるようになる日を心待ちにしています。