大学共通テスト「情報」の問題をPythonで解いてみた

2021/06/25 お知らせ 記事

2025年、大学入学共通テストに「情報」追加

こんにちは!
インターン生の高橋です。

2020年度の4月から小学校で必修化、そして2021年度からは中学校でもプログラミング教育が強化となりました。
高校の共通必修科目「情報1」のカリキュラムにはプログラミング言語が組み込まれる予定です。

そして、2025年度からは大学入学共通テストに「情報」が追加されます。

プログラミングは今の子ども達にとって英語と同じくらい必要なスキルとなりつつあります。

情報のテストってどんな問題が出題される?

さっそく大学入試センターが公開しているサンプル問題を見てみましょう。
今回プログラミングするのは、サンプル問題の第2問の問1です。

大学入試センター「情報」のサンプル問題はこちら

「情報」サンプル問題の第2問の問1は、比例代表選挙の当選者を決定する仕組みをプログラミングで表現する問題です。
問1の穴埋め問題をPythonでプログラミングしてみます。


「情報」の第2問の問1の図を抜粋↑

Tomei = ["A党","B党","C党","D党"]
Tokuhyo = [1200,660,1440,180]
sousuu = 0
giseki = 6
for m in range(4):
    sousuu = sousuu + Tokuhyo[m]
kizyunsuu = sousuu / giseki
print("基準得票数:", kizyunsuu)
print("比例配分")
for m in range(4):
    print(Tomei[m], ":", Tokuhyo[m] / kizyunsuu)

Pythonで「情報」の第2問の問1をプログラミング↑

同じ書き方なのがおわかりいただけると思います。
ちなみに実行結果は下記の通りです。

基準得票数:580.0
比例配分
A党 : 2.0689655172413794
B党 : 1.1379310344827587
C党 : 2.4827586206896552
D党 : 0.3103448275862069

これで空白欄のア、イ、ウの空欄を回答することができます。
問題を解くための考え方や仕組みをプログラミングできるようになれば、この問題は満点を取ることができるようになります。
すなわち、Pythonを勉強すると大学受験にも役立つのです。

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まだまだ共通テストの情報をプログラムで解く記事は続きます!

今回は、大学共通テスト「情報」の第2問の問1をPythonで解いてました。

他の問題の解説ついて紹介していく予定です。乞うご期待を。
最後まで読んでいただきありがとうございました。